あなたは幸せですか?
「はい」と即答出来ない方…
生きづらさを抱えておられる方…
共に悩み、共に考え、心の整理のお手伝いを致します。
選択理論心理学をベースにしたカウンセリングや、研修を行っております。
当然、②の方が難易度が上がります。
しかし、次の原則はいつでもどんな場合でも有効でした。
少し体験を交えてお話を続けます。
「あなたは幸せになりたいですか?」と
お尋ねするとたいていの人は「はい」とお答えになります。
ところが「あなたは幸せですか?」
という問いには、
戸惑いの表情を見せる方が多いのです。
笑顔で「はい。私は幸せです!」と
即答なさった方はごく少数でした。
「幸せ」という言葉が漠然としているからかもしれません。
次のように質問を変えてみると
クライアントさんの心が開かれていく手応えを感じました。
皆様もお答えになってみてください。
「あなたにとっての幸せとは何ですか?」
「誰と一緒にいる時に幸せだと感じますか?」
「何をしている時に幸せだと感じますか?」
「過去に幸せだなあと思ったことはどんなことですか?」
「今、あなたは幸せですか?」
「これから幸せになりたいですか?」
如何でしょうか。 少し具体的なイメージがわいて来たと思います。
ボンヤリしていたイメージや心の奥にある願望を明確にするところから、
自分自身を見つめ直すことにつながっていくのです。
次にご自身の日頃の考え方、ものの見方の特徴やクセ、行動のパターンなどを
自己評価することによってたくさんの気付きが与えられます。
質問にするとこんな感じです。
「これから幸せになるために、今、あなたはどんなことをしていますか?」
「それは効果がありますか?」
「幸せになりたいのに、何もしないのはなぜですか?」
自己評価を促す質問は、鏡に映し出された自分を、そのまま見るというような効果があります。
それは自分自身を客観的に見ることによって、
「もっとこうしたらいいんだ」とか
「相手の思い描いている幸せは私と違うのかも」
という気付きになっていきます。
普通はここで最後の質問を投げかけます。
「求めているいるものを手に入れるために、
これまでよりも効果的な良い方法があるとしたら取り組んでみる気はありますか?」
「取り組む決意の本気度マックスを100としたら、あなたの決意はどのくらいの数値になりますか?」
「良い計画とは、すぐに取り組むことができて、取り組む時間や回数など測定可能で、
少し頑張れば達成出来そうだなと思えるプランのことです。同意して頂けますか。」
個人のカウンセリングであっても、企業の研修であっても、
その方の内側の意欲に火がついて
「ようし、やってみよう!」ってなる時、
問題解決の扉が開かれていきました。
これは今も同じだと思います。
これからも、皆様の笑顔が増え、安心感の増す心身両面の回復のサポートを続けて参ります。
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。